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新築する時には取り入れたい地震対策は制振装置

大手ハウスメーカーではすでに採用されている制震システムや制震装置。その有効性や導入にあたっての注意点などを考えてみます。

制震装置のしくみ

制震とは地震力を制御するというような意味合いから生まれた言葉ですが、正確には、地震力ではなく振動を制御するという働きなので、制振と書くのが正しいようです。

さて、制震装置とはどのようなものなのでしょう。

地震のエネルギーをダンパーなどのメカニズムによって吸収する装置

要するにこのような装置ですが、問題はこの装置の価格です。
制震装置のメーカーでは価格を明らかにしていませんし、販売体制も代理店システムによって行われているのがほとんですので、価格は代理店が決めています。
概略のデータですが50~100万円の価格帯で販売されているようです。

制震装置を導入しているハウスメーカーとそのシステム

これらのハウスメーカーが導入している制震システム以外にも、全国の工務店や設計事務所に採用されはじめている制震装置があります。

制震システム導入にあたっての注意点

制震装置は地震による揺れを軽減する働きを持っていますが、設置する住宅の耐力壁の配置によって設置する場所が変わります。適当な入れ方をすると、効果が無いばかりか逆効果になることもあるようです。

そして最も大事なことは、制震装置は壁の中に隠れてしまいますので、メンテナンスや修繕などは基本的にできません。
繰り返しの地震にも耐えられるような耐久性の高いものでなければなりません。そのような制震システムを選ぶようにしましょう。

制振装置を取り巻く問題点

免震構造に比べてコスト的には、1棟あたり50万円前後と導入しやすいのですが、建築基準法においては構造要素としてまったく評価されていないものなので、導入にあたっては自己の判断によります。

信頼性という面でまだ評価されていないのか、免震構造よりも普及率は低いのが現状です。
参照 》》木造住宅用制振装置の動向について|住宅金融支援機構

免震工法に似たような絶縁工法を開発したSMRC株式会社のサイトには木造制振構造の留意点が掲載されており、制振装置の構造設計上の問題点を指摘する意見もあります。

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